小切手や手形を郵送し、それを担保に融資を受けたが、
金利が法外なため更に他の業者から融資を受けることになった
システム金融業者とは、主に中小企業向けにファックスやダイレクトメールで融資の勧誘を行ない、面談もせずに手形・小切手を担保として郵送させ高金利で融資し、更にその情報を仲間の業者に流して、返済期日が迫った頃に、同じグループの業者がタイミング良くファックスやダイレクトメールを送りつけ、融資を勧誘して同じように手形・小切手を担保として貸し付けます。
このように連携したシステムで貸し付けをするものをシステム金融といいます。
貸し付けが繰り返され借金がふくらみ金策に行き詰まったと見ると、手形・小切手を、暴力団系の金融機関で割り引くなど取り立てに回し、倒産した後も暴力的取り立てを行ないます。
中には、融資をするといって、手形・小切手を担保として郵送させ、融資はせずに欺し取る小切手・手形詐欺もあります。
システム金融業者は、会社の実態はなく、連絡は電話代行業者を利用したり、足のつかないプリペード式携帯電話で行ない、小切手・手形の送り先は郵便局留めにして、実態がばれないように取引をします。
対処の方法
- 1.
- 業者のほとんどが無登録業者であり、貸金業法(貸金業の規制等に関する法律・無登録営業5年以下の懲役・1,000万円以下の罰金)の違反営業です。
- 2.
- 金利は、明らかに出資法の法定利息(年利29.2%)をも超える高金利であるので、出資法(出資の受入れ、預かり金および金利等の取り締まりに関する法律・金利違反5年以下の懲役・1,000万円以下の罰金)の違反となります。
このような公序良俗に反するものは、民法上、貸付契約は無効であると考えられています。
- ※
- 最寄りの警察署に相談しましょう。
予防の方法
ファックスやダイレクトメールを送りつけ融資の勧誘をしてくるのは、正規の業者ではあり得ません。
あなたを破綻に追い込もうとしているのですから、連絡を取ったりせず無視して下さい。
システム金融業者への対応
「質」を取られた違法業者への対応は困難を極めます。
なにしろ借りた金額に超高利の利率を上乗せした小切手や手形を差し入れてしまっています。
預け入れた小切手・手形を一斉に取り立てに回すなど、いろいろな嫌がらせもあります。
とても個人での対応は無理ですので、我々専門家にお任せいただけるようお勧めします。
差し入れた小切手や手形をできるだけ回収できる樣粘り強く交渉します。
とにかく平均10日ごと、早い業者だと5~10日で小切手・手形を決済する樣要求してきます。
早めの対応をお勧めします。
